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zoom RSS 剱岳 点の記 を観て

<<   作成日時 : 2009/06/25 09:28   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 10

画像 キャメラマンで実績のある木村大作初監督の「剱岳 点の記」がロードショウ公開されたので、早速駐車場があるマイカルシネマズむさし野ミューで鑑賞してきた。

 映画のシーンで豪風雨、猛吹雪、雪崩、滑落等あれこれ見せ場を作っていたが、大きな荷物を背負って豪雨や吹雪の中黙々と行動するのは、山岳気象激変の怖さを知る“やまや”からすればいささかオーバーな感がし、率直のところ違和感を覚えやっぱり映画かな〜と思った。 (3枚の写真は映画のパンフレットから)

雪の中の荷上げ行動                          地図空白部に三角点設置の任務で登る
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 私は剱岳に魅せられ若い頃も含め、登り降り合わせ別山尾根、長次郎谷、剱沢、三の窓雪渓、仙人池、八ツ峰、黒部渓谷等四たび挑戦してきたが、どのルートも厳しいものでした。 映画の中では宇治長次郎役の香川照之に大変親近感が持て、とても良かった。

(左の写真は、長次郎雪渓と八ツ峰)


 
幾つも続く岩稜を乗り越えて                      本峰最後のカニの横這いとタテ這い
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長次郎谷の雪渓        カニの横這い         ほぼ垂直なハシゴが・・・   三の窓雪渓     
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 弘法大使が草鞋3千足費やしても登れなかったと伝えられる剱岳に、陸軍陸地測量官柴崎芳太郎氏等が明治40年7月、軍の威信をかけ日本山岳会に先駆け初登頂を果たしたものの、凡そ1000年もの昔立山修験行者によって登頂されていたことが、山頂で発見した銅錫杖頭で明らか(正直にこの事実を公にしたことを私はむしろ讃えたい)にして、陸軍参謀本部は初登頂にならなかったこの偉業に意外と冷たかったと云う。

(左の写真と下の二画面は、博物館展示品撮影禁止のため、学芸員の示唆で購入した同館発行のパンフレットより)



 昔の修験行者のいでたち・・・                 麓の芦峅寺地区に伝わる立山曼陀羅
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コメント(10件)

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昔の山行は今では想像もつかないものが有ったのでしょうね。我先に初登頂をと競った訳でもないけど「山があるから登る」の精神が脈々と流れていたのでしょう。今では考えられない世界だったと思います。
信徳
2009/06/25 20:43
この本も、映画も見ましたが、内容は少し小説と違っています、面白くする為に脚色したものと思います。大きなスクリーンで雪の北アルプスを見ることが出来て、自分が剱に登った時や、吹雪の山を歩いたことを思い出して充分感動しました。私が以前まだ真っ暗な別山乗越を登っている時、大きな流星が音をたてて横切って行きました。それは紛れも無く浄土山の方に流れて行きました。その時私は立山曼荼羅を思い出し、あの絵はこう言う事を描いているのだなーと思いました。バックの音楽も良く聞いている「四季」や「G線上のアリア」「幻想曲とフーガ」で私にとっては嬉しいバックミュージックでした。
インレッド
2009/06/25 22:11
豊かな資料を集め映画鑑賞の感想が書かれていますね。
私も見てきました。
大きなスクリーンで見る立体音響と共に繰り広げられる大自然のとの闘いのドラマに引き込まれました。
地図製作のためには道なき道を苦労して登り三角点の設置をしたのですね。
>風雨、吹雪、雪崩、滑落等あれこれ見せ場を作っていたが、大きな荷物を背負って豪雨や吹雪の中黙々と行動するのはいささか映画的でオーバーな感じ、というのは私も同感です。
落石のシーンや雪崩のシーンはやらせなのか実写なのか埋まった人を掘り起こすシーンなども良く撮影したな〜と感じました。
しかし登頂のシーンの歓びや標石を埋め込む、やぐらを立てるなどの場面が無かったのは物足りなさを感じました。
実際に陸地測量部は日本山岳会との登頂競争だったのか、あまり意味が無い事のようにも感じた次第です。
山岳映画サロン公開映写会では予告編の上映もしましたが山岳映像に拘わる者としてはこちらの撮影の裏話も大変興味がありました。
ミニミニ放送局
2009/06/26 10:42
信徳さん今日は! 私共が山へ行く時は事前に案内書をチェックしてから出掛けるのが当たり前ですが、当時の昔は全く情報が無く、それこそ命がけだったことが良く解ります。
ビデオ楽し
2009/06/26 17:31
インレッドさんようこそいらっしゃい。 映画は、原作、現地ともご存知のインレッドさんと同様、音響の効いたBGMと共にワクワクしながらアッという間に見終わってしまいました。別山乗越で浄土山方向へ轟音をたてて流星が横切ったのを体験したそうですが、一生忘れないでしょうね!
ビデオ楽し
2009/06/26 17:46
ミニミニさんご丁寧なコメント有難うございます。キャメラマン出らしい監督の実写主義を貫き、空撮等撮り入れなかったのが却って良かったと思います。雪崩は人工的に発生させての撮影は仕方ないとして、岩角にぶっつかりバウンドしながら雪上に滑落するシーンにはドキッとさせられ、雪上で起き上がってきたのでおやおやっと思った。 ヘリが無かった当時標石をあの岩壁で担ぎあげるのは至難だったと想像しますが、なる程シーンには無かったですね! この映画は1年前頃から楽しみにしていました。
ビデオ楽し
2009/06/26 18:13
こんにちは。
皆さんご覧になってますね〜。
この夏一時帰国予定なので、きっと見に行きます。
もちろん本は読んでおります。
おおきなスクリーンで映像とバック音楽を聞くだけでも充分、価値がありそうですね。
本読みと山歩き
2009/06/27 22:26
本読みと山歩きさん、ベルギーからわざわざコメントお寄せ頂き有難うございます。 この夏一時帰国予定とかですが、映画の舞台が岩の鎧を纏った剱岳だけに、完成にこぎつけた苦労がにじむ音響効果と大スクリーン映像をご覧なるのが今から楽しみでしょう。
ビデオ楽し
2009/06/28 09:46
先日、剱岳の映画を作るシーンを見ました。過酷な条件でのさつえいの現場が放映されましたがいつも見る側でなく「作る側」としてみ手しまいます。あんな急なところで、崖っぷちでよく撮影が出来るなど技術面を見てしまいます。ビデオ楽しさんもかなりの山岳作品を作られていますからご苦労がわかるでしょうね。まだ「剱岳 点の記」は見ていません。機会があったら見たい映画ですね。
野次喜多日記
2009/06/29 10:48
野次喜多日記さん今晩は! 最後まで地図上の空白地だった位、剱岳は岩の鎧をまとった険しい山ですから、登るのも大変ならば測量三角点設置は尚更容易でなかったと思います。山やにはたまらない映画です。
ビデオ楽し
2009/06/29 21:35

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